社会福祉はぐくむ会|埼玉県寄居・深谷の障害福祉・老人ホーム・デイサービス

人の役に立つ仕事がしたくて、ずっと看護師に憧れていました。しかし、高校で職業見学に行った際、注射がとても苦手だったことを思い出し・・・打たれるのも怖いですが、打つなんてもっての他だということで、医療関連で別の職種を考えるように。ある病院でリハビリの様子を見た時に、和気藹々と楽しそうだったので、理学療法士を目指すことになりました。
その後は専門学校に進学。就職活動を始めた時、逍遥の郷で働いていた先輩から声をかけていただいたことがきっかけで、こちらに就職することになりました。全然知らない職場よりも、知っている先輩がいたら安心かな、と思ったんです。自然の中で利用者様もスタッフものんびりと過ごしている雰囲気も良かったです。

初めは入所の利用者様を担当することになったのですが、理学療法士の仕事以外にも、利用者様の生活全般に関わる仕事が多種多様にあり、慣れるまでは大変でした。それでも、介護や看護など色々な職種の先輩が優しく相談に乗って下さったので、一つずつ覚えていくことができました。
1年前からは通所リハビリテーションの担当になりました。お一人お一人に合わせたリハビリプログラムを先輩と相談しながら作成し、実際のリハビリも行っています。入所の時とは違って、リハビリにどっぷりの毎日ですね。
通っていらっしゃる利用者様は20名程。そのご家族ともお話しすることが多いので、本当にたくさんの方と接する仕事です。失礼のないように、それぞれに合わせた細やかな配慮が必要とされるのが一番難しいと感じています。

逍遥の郷には、介護スタッフ、看護師、栄養士、支援相談員等たくさんの職種のスタッフがいるのですが、連携がよく取れていると思います。例えば、リハビリをしている中で、こんなものをご家庭で購入していただきたいといった要望が出てきた場合、支援相談員さんにお願いすると、すぐにご家族にご連絡して下さいます。
また、通所リハビリテーションの担当になったばかりで、無我夢中だった時のこと。他の職種の先輩方が「大丈夫？」と声をかけてくださった時は「はっ」としました。自分では気づかなかったけれど、端からみるとすごく大変そうに見えていたみたいです。そうやって周りから気にかけて下さったり、こちらから悩みも相談しやすく、とても恵まれている環境だと思います。